ハビエル・アギーレ新監督が都内で記者会見を行いました。
以下、いい所を抜粋。
―挨拶「日本代表の監督として声をかけていただいたことをとても嬉しく思っているし、名誉であると思っている。南アフリカが終わってから日本サッカー協会に声をかけていただいたが、個人的な理由から受けることができなかった。今回またアプローチを頂き決めました。素晴らしい国で監督を出来る事を嬉しく思っています。」
「2018年のロシアW杯には是非出場したいと思っています。オリンピック代表などにも目をむけていきたい。9月5日にウルグアイとの試合が迫っています。チームで練習するには時間が足りないが、やる気はいっぱいだ」
―選手選考について重視する点は?
「将来性のある選手を選びたいと思っている。代表チームに入ることに意欲的な選手、そして国を背負ってプレーする気持ちを持っている選手を選びたい。
自分個人のプレーでなく、チームとしてプレーできる選手、試合に貢献できるプレーヤーを選びたいと思っている」
―言語の問題について
「言葉については障害にならないと思っている、サッカーをする人間にとってはボールが共通語だと認識している。また、通訳の手を借りることもあります。」
―何故日本代表はブラジルW杯で勝てなかったと思いますか?足りなかった部分は?「私は過去についてコメントをするのは好きではありません。前監督が指揮したチームに何かを言って誤解を招くことはしたくないのでコメントはしません。ただし私が目指すチームとして切磋琢磨しあい、競い合うチームを作っていきたい。」
―日本代表、プレーヤーについて「非常にメキシコのプレースタイルに似ているように自分は思っている。ボールの扱いや試合最中のバランスの考え方、ディフェンス。
自分は守備を重視して勝利を目指したいと思っているし、それを目標にしている。」
―アギーレ監督が掲げるこの4年間のテーマをキーワードという形で教えて下さい(TBS)「これが日本語に訳して正しく伝わるのかはわからないが『コミュット(※約束的な?)』したいとおもっています。」(おかしな質問だと思ったのかニヤっと微笑む)
―選手選考についてもう少し具体的に教えて下さい。「そうですね、とにかく自分で実際に見ることを重要視したいとおもっています。つまり
、全てのプレーヤーに対しドアは開いているということを言いたいです。Jでも海外でも技量を分析して決めたい。また、試合だけではなく、それ以外の部分(素行)についても見て行きたい。」
「選考には非常に時間がかかると考えている。ですから今回招集されたとして長期に定着するというわけではありません。まずはアジアカップに向けて選考していきたいと思っています。」
―アギーレ監督の正しい発音は?また、フォーメーションについて「アギィィレ(巻き舌で)、ハビエル・アギィィレ(巻き舌で)HAHAHA」
「試合の流れによって大きく変わります。3バックの時もあれば4バック、5バックの時もあるでしょう。状況に応じてフレキシブルに変化させています。基本的には4-3-3になるのではないでしょうか。とにかく試合の展開次第で変わってきます。」
―原専務理事。アギーレ監督は守備を重視すると言っているが、これまで攻撃サッカーを掲げてやってきた日本代表が、その流れを継承できる監督と思っているか?原専務理事「ザッケローニ監督時代についても、決して守備をやっていなかったわけではない。守備もあって攻撃をどのように仕掛けていくかというのがキーワードだったと思っている。」
「アギーレ監督は代表監督も経験しているし、クラブレベルでも経験がある。サラゴサなどの守備を立て直し残留させた、その手腕を評価している。彼が言っているように、攻守のバランスをどのように取るか。彼であれば今まで以上のバランスを見出してくれると思っている。」
―監督の哲学について。そして日本で何かチャレンジしますか?「私がとにかく望むのは
自分たちが国を背負って戦っているんだということを肝に銘じてもらいたい。私は過去にプレーヤーとしてもワールドカップに出場しているが、やはり代表というのは各自に責任をもって自分の責務を果たすことが一番重要なことだと考えている。」
「プライベートでは日本では様々な人に出会い、色々なところへ行きたいと思っている。西洋では日本についてのインフォメーションが少ないですから。一般の人としてこの国の知識を増やしていきたい。」
以下略、最後にフォトセッションで終了。

ソース:
https://www.youtube.com/watch?v=sqKpaasB3cI