1998年W杯決勝トーナメント1回戦で、ベッカムはディエゴ・シメオネのファウルにやり返し一発退場となった。彼が息子達にアルゼンチン代表のユニフォームを着せている所をみると時間がその傷を癒やしたようだ。


だが、イングランドの人々はこれに納得していない。
フォークランド紛争はもちろんの事、サッカーというスポーツにおいてもイングランドにとってアルゼンチンは因縁深い相手であり、1998年のベッカム退場の前にも、1986年のワールドカップではディエゴ・マラドーナの「神の手」によりイングランド代表は準決勝敗退に終わっている。

元イングランド代表のリオ・ファーディナンドもBBCのインタビューで苦言を呈した。

ファーディナンド「デイビッドが子供たちにアルゼンチン代表のユニフォームを着せるなんて本当に信じられない事だ。私の子供たちには決してそんなことはさせないだろう。最後までイングランド代表のユニフォームを着続けるだろうね。」

ベッカムは子供たちが以前からメッシのファンだと述べていた。

参考：Gazzetta/Dily