FIFA規律委員会は2日、バルセロナが 18歳未満の選手に対する国際移籍・登録に関する違反があったとして、今後2回の移籍期間中に選手の移籍契約を禁止する処分を科した。スペインサッカー連盟とバルセロナが複数の規定違反をしていたとして公式サイトで発表している。

対象となるのは2009年～2013年中に行われた契約で、10人の少年が該当する。



・イ・スンウ：韓国人、1998年に生まれ、「韓国のメッシ」として知られている。
・チャン・ギョルヒ：韓国人、1998年に生まれ、内向的、スタイルはイニエスタ似ている。
・ペク・スンホ：韓国人、1997年生まれ、韓国ジュニア選手年間最優秀賞。
・テオChandri：フランス人、1997年生まれ。
・カッツ・アディル： フランス人、2002年生まれ。
・ボビーAdekanye：ナイジェリアとオランダの二重国籍、1999年に生まれた。
・パトリックSocier：カメルーン、2001年生まれ。
・久保建英：日本人、2001年生まれ、"大空翼の現代版”と呼ばれている。
・ベンLederman：アメリカ人、2000年生まれ。
・アブドゥル・マジッド：ギニア人、2004年生まれ。　（ESPNより）

4月6日、該当する選手達は継続してプレーすることも可能だが、クラブはメディアの注目が集まることを懸念して一時的に活動を停止することを決定した。



処分を撤回させるため、現在バルセロナのバルトメウ会長が奔走している。
まずはFIFAの上訴委員会に異議を申し立て、そこで撤回されなければスポーツ仲裁裁判所に提訴することを発表した。


バルトメウ会長「これは我々に対する不当な行為だ。バルサの本質を罰している。」「メッシ、シャビ、イニエスタなどの素晴らしい選手たちがこのクラブのこのシステムによって育成されてきたんだ。」「FIFAもそれを知っているはずだ。我々はこのシステムを保護するため最後まで戦う事になるだろう」

また、黒幕の存在についても語った。

「我々をよく思っていない何者かが裏で動いているようだ。既にいくつかの証拠を我々は持っている。今後も調査を継続し、何者かを突き止めたい。」と述べた。Via:Mundo / 1